【2024年11月版】 無料お試しがあるVPSサービスまとめ

契約前に「無料お試し」が可能なVPSサービスと、お試しのタイプごとの違い、お試し中・お試し終了後に意思のない課金を発生させないための注意ポイントを解説します。

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無料お試しがあるVPS

サービス名詳細お試しタイプキャンペーン公式サイト
Conoha VPSConoha VPS¥ 800クレジット付与公式サイト
GMOクラウド VPSGMOクラウド VPS15日間期間指定公式サイト
さくらのVPSさくらのVPS14日間期間指定公式サイト
WebARENA IndigoWebARENA Indigo¥ 500クレジット付与公式サイト
WebARENA IndigoProWebARENA IndigoPro¥ 10000クレジット付与公式サイト

VPSの無料お試しを利用する際のポイント

VPSの無料お試しの違いを把握しよう

共有レンタルサーバーの場合は、契約前の一定期間を無料期間とする「期間型・お試し」が定番ですが、VPSの場合はスペックが重要になることもあり、「クレジット型・お試し」を採用するサービスも多くあります。

一見同じにように見える両者ですが、できる内容はかなり違います。

項目期間型・お試しクレジット型・お試し
利用可能期間お試し期間クレジットを使い切ったら
クレジットの有効期限まで
使い方選んだプランのみ好きなプラン
立ち上げ可能な台数選んだプランのみ何台でも

まず、「期間型・お試し」の場合は、基本的に最初に選んだプランを「契約前の一定期間は課金せずに使える」サービスになるため、選んだプランの1つのVPSサーバーしか使うことができません。ただし、契約ごとに無料期間が設定されることもあるため、新規会員以外でも無料お試しが設定されるサービスもあります。

一方で、「クレジット型・お試し」の場合は、請求で使えるクレジットを先に付与する形式なので、ほとんどの場合は新規会員登録時だけにクーポンという形でクレジットがもらえ、そのクレジットがなくなったり有効期限が切れたら、お試しができなくなります。

ただ、クレジットの範囲内であれば課金状態と全く同じように使えるため、クレジット内であればいくらでも好きなサーバーを立ち上げることができます。

絶対に覚えておきたい「VPSの無料お試しを使う際の注意点」

「期間型・お試し」の場合

「期間型・お試し」の場合、申し込みをしたVPSサーバープランを一定期間使い続けるお試し方法なので、お試し期間中の特別注意点はありません。

ただ、「期間型・お試し」を実施するVPSサービスの中には無料お試しが終わったら、そのまま自動的に本契約になってしまうこともあるので、「放置したら課金が始まってた」とならないように気をつけましょう。

できれば、無料お試しが終わった後に「契約するボタンをクリックしない限り本契約にならない」VPSサービスを使うようにしましょう。

「クレジット型・お試し」の場合

「クレジット型・お試し」の場合は注意点がたくさんあります。

  1. VPSインスタンスは「削除しないと課金される」
  2. クレジット分を超過しないようにしよう

よくやってしまうのがこの二つです。

一番多いのがVPSインスタンスを削除しないケース。

VPSではクラウドサーバーと違って「シャットダウンしていても課金される」仕組みになっています。そのため、削除しない限りは課金が続くため、「朝起きたらすごい金額になっていた」ということもよくあるトラブルです。

次に多いのが無料でもらったクレジット分を超過してしまうケース。

「課金されてないし」と思って使い続けたら、翌月になって請求が来てびっくりというパターンです。お試しクレジットは「使い切ったら通知する」類のものではないので、気づかないうちにクレジット分を超過してしまいがちです。

新規会員時に付与されたクレジットは、「お試し」という名前で付与されていたとしても、「次回請求時に差し引く」ものなのでこれは詐欺ではありません。ですので、自分でしっかりとどれくらい課金されそうなのかをチェックしましょう。

お試しが終わった後も気を抜かずに・・・

お試し期間が終わった後にやりがちなのが「VPSインスタンスの削除忘れ」。

「期間型・お試し」の場合は、契約をしなければVPSインスタンスは自動的に削除されますが、「クレジット型・お試し」はVPSインスタンスを削除しない限り、永久に課金が続きます。

無料お試しをしたのに、ほぼ使っていないVPSサーバーに課金されてしまったという悲劇を起こさないためにも、お試しが終わったインスタンスは確実に削除しましょう。

お試しが終わったらおすすめのVPS

お試しが終わったら、そのままお試しをしたVPSを契約するのも良いですし、使い勝手やスペックを肌感覚で理解できたら、あえてフラットな目線でサービス比較をするのもありです。

すでに大規模なサイトを運営していると言うわけではないなら、まずはとにかく安いVPSから初めて見るのがおすすめ。

月額500円程度の安いVPSなら、レンタルサーバー感覚で使いづづけることができます。