【2025年版】OSS可視化ツール「Metabase」を簡単構築できるVPSサービスを徹底比較!
データベースのデータを独自の設定で可視化できるOSS「Metabase」。構築が意外と手間ですが、「秒で構築」も可能なVPSサービスを比較します。
目次
Metabaseを「秒」で構築できるVPS プラン一覧
本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
「Metabase(メタベース)」とは?
Metabase(メタベース)は、データベースのデータをソースに、独自のクエリでデータをグラフや表、マッピングなどをして可視化することができるアプリケーションです。
様々なデータを組み合わせて「独自のデータ分析ダッシュボード」を組み上げることができ、売り上げやアクセスなどを高度な分析ができるため、ビジネスシーンでの多く利用されています。
Metabaseをセルフホストするメリット
Metabaseをセルフホストする最大のメリットはコストとセキュリティです。
Metabaseのクラウド版は、一番安いStarterプランでも月額85ドル + ユーザーごとに5ドルのコストがかかります。つまり、月額1万円以上のコストがかかるわけです。一方で、VPSでセルフホストをすれば、月額2,000円未満に抑えることも可能です。
次に大きいのがセキュリティ面。Metabaseをビジネスで使う場合、売上データや分析データなど社外秘のデータを扱うこともあります。クラウド版はセキュリティがしっかりしているとはいえ、セルフホストであればIP単位でアクセスを制限したり、自社ネットワーク外からのアクセスを禁止するなど、セキュリティを高めることが可能です。
Metabaseをセルフホストする際の推奨スペック
Metabaseはクラウド版は有料サービスですが、OSS版はDockerかJAR(Java Archive)で無料配布されています。
Installing Metabase | Metabase
Metabaseでは、セルフホストの際の推奨スペックを公開していませんが、ここではユーザー数10人程度の小規模な利用を想定して、2GBメモリのVPSで比較をしました。
Metabaseを簡単セルフホストできるVPSを選ぶ際のポイント
- Metabaseテンプレートの有無
管理画面から一発でMetabaseサーバーを立ち上げできるか?
- 長期利用を含めた料金
長期契約も含めてプランがMetabase Cloudよりも安くなるか
- プランアップグレードの可否
ユーザーが増えた場合を想定しよう
MetabaseはDockerやJarで簡単に立ち上げができますが、MetabaseテンプレートがあるVPSを選べば、トラブルも少なく、数クリックでMetabaseサーバーが構築ができます。ただ、Metabaseを自社システムと連動させる場合は、Dockerで管理した方が良いこともあるため、データの取得など、使い方と相談して決めましょう。
次に重要なのが月額費用。Metabaseは長期間で使うことが多いOSSなので、長期利用割引も含めて、月額費用がMetabase Cloudよりも安くなるかを確認しましょう。ただ、VPSで運用すればほとんどの場合が安くなるため、長期利用割引がなくても問題ない場合もあります。
最後に、ユーザーが増えた場合を想定して、プランアップグレードができるかも重要です。Metabaseはユーザーが増えると負荷がかかるため、プランアップグレードができるかどうかを確認しましょう。
ベスト「Metabase」VPSはこれ!
バランス・コスパで選ぶならこのVPS
バランスとコスパがベストXServer VPS 2GBプラン
なぜこのプランがベスト?
ベストプランはXServer VPSの2GBプラン。スペックも3コア・2GBメモリと十分で、AMDの高性能サーバーに収容されているため、処理性能が高いのも魅力です。
XServer VPSは調整費も徴収しないサービスなので、料金プランが明瞭なのも◎。長い間安心して使うことができます。
メリット・デメリット
- メリット
- AMD高性能サーバーで処理性能が高い
- デメリット
- ローカルネットワークなど複雑な構成には非対応
価格で選ぶならこのVPS
キャンペーンで最安値ConoHa VPS 2GBプラン
なぜこのプランがベスト?
価格で選ぶなら、ConoHa VPSの2GBプランがベスト。キャンペーンを使えば、比較プラン中で最安値になることもあり、最安値では500円未満でレンタル可能なことも。さらに、時間課金にも対応しているため、「ありあえずお試し」というのも可能です。
ローカルネットワーク対応などクラウドに近い機能があるため、自社サービスと連携させる場合などにも最適です。
ただし、ConoHa VPSは調整費の徴収があるため、費用が不透明な面がネック。長期利用を考える場合は、調整費がかかることも考慮しておきましょう。
メリット・デメリット
- メリット
- キャンペーンを使えば最安値になることも
- クラウドに近い機能がある
- ストレージも十分にある
- デメリット
- 調整費がかかるため、費用が不透明な面がある
このガイドで紹介したVPS
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。