【2025年版】プロジェクト管理OSS「Redmine」を簡単構築できるVPSサービスを徹底比較!
プロジェクト管理OSS「Redmine」をサーバー知識ゼロでも「秒で構築」も可能なVPSサービスを比較します。
目次
Redmineを「秒」で構築できるVPS プラン一覧
本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
「Redmine(レッドマイン)」とは?
Redmine(マターモスト)は、オープンソースのプロジェクト管理システムです。チケット、ガントチャート、Wikiなど、プロジェクトの進捗やタスクを管理・共有するための機能が搭載されています。
見た目はやや古臭いですが、基本に忠実で軽快に動作する点がメリット。プロジェクト管理に特化しているだけあって、細かい点まで使いやすく設計されています。
IT系のプロジェクトだけでなく、一般的なビジネスでも十分に使えるツールです。
Redmineをセルフホストする際の推奨スペック
Redmineは
- Ruby
- MySQLデータベース
が動作する環境であれば、動作できるとしています。
具体的な推奨サーバースペックは表記されていませんが、小規模であればVPSの低スペックプランでも十分に動作します。実際に、VPSの1GBプランで動作させてみましたが、特に詰まることもなく、軽快に動作しています。
Redmineを簡単セルフホストできるVPSを選ぶ際のポイント
- Redmineテンプレートの有無
管理画面から一発でRedmineサーバーを立ち上げできるか?
- 長期利用も含めた月額料金
長く使うケースがほとんどなので、長期利用料金で比較。利用ユーザー数でSlackより安いかをチェック
- プランアップグレードの可否
処理が重くなってきた際に、簡単にアップグレードができるのが重要
Redmineは「Ruby + データベース」で動作するとはいえ、動作をさせるためにはRuby、MySQLのインストールや、ソースコードをダウンロードして展開し、サーバーを立ち上げたりと、実はコマンドラインでやることが豊富です。そのため、Linuxサーバーの知識がある程度必要になります。
となると、RedmineテンプレートがあるVPSを使うのが簡単でおすすめ。数クリックでRedmineサーバーが立ち上がるので、あとはブラウザでクリックして進めていけば完了です。
Redmineは長期利用をするケースがほとんどですから、長期利用契約時の料金で比較をしましょう。スペック面では、本記事では1GBメモリのVPSプランで比較をしています。ユーザー数が少ない場合は、712MBプランや512MBプランでも運用は可能でしょう。
最後に、利用ユーザーが増えたり、プロジェクトやチケットの数が増えてきたときに、アップグレードができるかも重要なポイント。プランアップグレードができないと、Redmineサーバーを移転することになるため、手間が増えます。
ベスト「Redmine」VPSはこれ!
バランス・コスパで選ぶならこのVPS
バランスとコスパがベストConoHa VPS 1GBプラン
なぜこのプランがベスト?
ベストプランはConoHa VPSの1GBプラン。スペックは2コア・1GBメモリと軽量なRedmineを動作させるには十分で、長期契約&キャンペーン時には400円未満になることもあります。ストレージも100GBと十分にあり、長期間の利用でも心配ありません。
ネックはConoHa VPSはサービス調整費制度があり、表示価格にプラスしてコストが発生する点。元々の値段が安いため仕方ないですが、追加コストがあるのはデメリットと言えます。
メリット・デメリット
- メリット
- キャンペーン時に長期利用契約で400円未満になることも
- プランアップグレードなどクラウドに近い機能がある
- デメリット
- 調整費がある
お試しで始めるならこのVPS
お試し用にベストKAGOYAクラウド VPS 1コア/1GB/25GBプラン
なぜこのプランがベスト?
とりあえずRedmineをプロジェクトで使ってみたい、という方は単月契約なのに価格が安い、KAGOYAクラウド VPS の「1コア/1GB/25GBプラン」がおすすめ。
他のVPSは3年などの長期利用契約で500円台ですが、KAGOYAクラウド VPSは単月契約で500円台。これなら「使わなくなったら即解約」で無駄な出費を防ぐことができます。
KAGOYAクラウド VPSは日次課金にも対応しているため、数日だけお試し、ということもできます。
メリット・デメリット
- メリット
- 単月契約で最安値
- 長期利用割引をしないのに安い
- デメリット
- ストレージが少ない
このガイドで紹介したVPS
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。
国内大手サーバーベンダーのカゴヤが手がけるVPSサーバー「KAGOYAクラウド VPS」。月額550円のハイコスパプランから12コアvCPUのハイスペックプランまであり、拡張性も高いことからライトユースから本格利用まで幅広く対応できます。