【2024年版】短期利用に最適なVPSサービス
バッチ処理など「数時間だけVPSを使いたい!」というような短期利用に最適なVPSサービスの選び方、ベストなサービスをガイドします。
公開日: 2024.10.23
目次
短期利用に最適なVPS
- 時間単位の料金に対応している
短期利用な時間課金がベスト
- スナップショットに対応している
サーバーインスタンスを削除しても、作業状態を保存しておける
- 初期費用が無料
サーバーを建てるごとに初期費用がかかるのは無駄
VPSサービス | 初期費用 | 時間単位の料金 | スナップショット |
---|---|---|---|
ConoHa VPS | ¥ 0 | ◎ | 50GBまでは無料1 |
クラウドVPS by GMO | ¥ 0 | - | 有料オプション |
KAGOYAクラウド VPS | ¥ 0 | ▲ 日次料金まで | 日額 4.4円 / 10GB |
お名前.com VPS | ¥ 0 〜 17,474 | - | インスタンスのストレージ保存 |
さくらのVPS | ¥ 0 | - | - |
シンVPS | ¥ 0 | - | 50GBまでは無料2 |
WebARENA Indigo | ¥ 0 | ◎ | 1時間あたり 0.0088円 /GB |
WebARENA IndigoPro | ¥ 0 | ◎ | 1時間あたり 1.40円 /GBから |
XServer VPS | ¥ 0 | - | 50GBまでは無料3 |
時間単位の料金に対応している
短期間でVPSを使う場合は、時間単位での課金に対応しているVPSを選ぶのがベストです。
1ヶ月間連続起動をすると、時間課金は割高になってしまいますが、例えば数時間だけ起動するような場合は圧倒的に時間課金の方がコストを抑えることができます。
大手VPSサービスは時間課金に対応していないサービスもあるので、そうしたサービスは短期利用をする際は避けましょう。
スナップショットに対応している
短期利用をする場合、作業が終わったらVPSインスタンスを削除する前提です。インスタンスを削除しないと課金されてしまうためです。
そうすると困るのが、作業が途中になってしまったケース。そうした際に、状態を一時的に保存できるのがスナップショットです。
スナップショットに保存してけば、スナップショットからインスタンスを作成することで、インスタンスを一度削除したとしても途中から作業を再開できます。
初期費用が無料
短期間で利用する場合、インスタンスを作成・削除を繰り返すことになるため、都度初期費用がかかってしまうのでは、短期利用の意味がありません。短期利用をするなら、初期費用無料のVPSを選びましょう。
大手VPSはほとんどが初期費用無料となっていますが、お名前.com VPSのように上位プランだけ初期費用がかかるケースもあります。
ベスト「短期利用に最適な」VPSサービス
バランスで選ぶならこのVPS
バランスがベストConoHa VPS 1GBプラン
なぜこのプランがベスト?
短期利用VPSでベストなのは、圧倒的にConoHa VPS。料金も安く、初期費用は無料。そして短期利用時に何より大きいのがスナップショットが50GBまで無料という点。「使う時だけインスタンスを立ち上げて、作業を保存して」という理想的な使い方ができます。
しかも、ConoHa VPSはIcelake世代のXeonサーバーを使っているため、低スペックプランでも処理性能が高いのも魅力です。
短期利用VPSとしてみた時に、ConoHa VPSはバランスが良いだけでコスパも良く、ベストと言えます。
メリット・デメリット
- メリット
- スナップショットが50GBまで無料
- プランも豊富でスペックも高い
- デメリット
価格から選ぶならこのVPS
コスパがベストWebARENA Indigo 1GBプラン
なぜこのプランがベスト?
価格で選ぶならWebARENA Indigoが良いでしょう。サーバーがSandy Bridge世代のXeonなので処理性能は低いですが、とにかく安くレンタルできます。
一点だけ注意したいのは、WebARENA Indigoはスナップショットに対応していますが、スナップショットはサーバーインスタンスに紐づく4という点。インスタンスを削除するとスナップショットも削除されてしまうため、「作業を一時保存する」という使い方はできません。
メリット・デメリット
- メリット
- 圧倒的な低価格
- デメリット
- スナップショットが1GB単位の時間課金
- スナップショットがインスタンスに紐付く
1ヶ月以上の短期利用の場合は、月額が最安値クラスのVPSを選ぼう
時間単位の利用ではなく、月単位での短期利用をする場合は、月額料金がワンコイン未満のVPSがおすすめ。
同じスペックのVPSであれば、時間課金で短時間課金する場合よりもトータルコストは高くなるかもしれませんが、立ち上げっぱなしで使えるというメリットがあります。
Footnotes
このガイドで紹介したVPS
「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。
サーバー管理ツール「Plesk」を搭載しサーバー管理がしやすいVPSサービス「クラウドVPS by GMO」。初期費用無料で、15日無料お試しが出来るなど、初めての方でも手軽にスタートできるVPSです。
国内大手サーバーベンダーのカゴヤが手がけるVPSサーバー「KAGOYAクラウド VPS」。月額550円のハイコスパプランから12コアvCPUのハイスペックプランまであり、拡張性も高いことからライトユースから本格利用まで幅広く対応できます。
ドメイン登録サービス・お名前.comが運営するVPS。「ドメイン登録時に一緒に契約するVPS」というイメージがありますが、玄人好みの機能があったり、企業ユースに優しい支払い方法があったりと、実は使い勝手の良いVPSです。
国内の大手サーバーベンダーであるNTTPCコミュニケーションズが手がけるVPSサービス。VPSサーバーとして必要な機能に絞り込むことで、国内最安値クラスの料金を実現しつつ、安定して使いやすいVPSサーバーになっています。
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。