主要VPSサーバーの「最低利用期間」「最小課金期間」「最低利用料」まとめ

主要VPSサーバーの「最低利用期間」「最小課金期間」「最低利用料」まとめ

VPSサーバーを契約する際に注意したいのが「最低利用期間」「最小課金期間」「最低利用料」の3つのリミット。主要VPSサービスの条件をまとめて比較します。

公開日: 2024.6.4

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主要VPSの「最低利用期間」「最小課金期間」「最低利用料」

VPSサービス最低利用期間最小課金期間最低利用料参考URL
ConoHa VPS-1時間-初期費用と最低利用期間
GMOクラウド VPS1ヶ月1ヶ月-契約期間の変更方法
KAGOYAクラウド VPS-1日-最低契約期間はありますか?
お名前.com VPSキャンペーン期間+3ヶ月3ヶ月--最低利用期間はありますか?
さくらのVPS3ヶ月3ヶ月-最低利用期間を知りたい
シンVPS3ヶ月3ヶ月-料金・仕様
WebARENA IndigoPro-1時間-最低契約期間はありますか?
WebARENA Indigo-1時間55円WebARENA Indigoの料金
XServer VPS1ヶ月1ヶ月-最短利用期間はありますか?

VPSサーバーにおける「最低利用期間」「最小課金期間」とは?

  1. 最低利用期間

    VPSサービスの契約を継続しなくてはならない最低期間

  2. 最小課金期間

    サービスを課金をする上での最小時間単位

  3. 最低利用料

    ユーザーに料金を請求する際の最低金額

「最低利用期間」は最低でも使わないといけない期間

「最低利用期間」は、サービスを契約した段階、もしくはVPSインスタンスを作成した段階から「最低でもこの期間は課金をします」という期間です。

例えば、最低利用期間が3ヶ月の場合は、月額料金を3回支払うまでは解約ができない(もしくは解約しても3ヶ月分の料金を徴収する)という意味です。

最低利用期間が1ヶ月の場合は「毎月指定日までに解約すれば翌月解約」となり、普通の月額課金です。感覚的には最低利用期間がないように思えますが、VPSサーバーでは時間課金や日次課金に対応しているサービスもあるため、「契約がある限りその月の料金を支払う義務がある」という意味では、最低利用期間と言えます。

最低利用期間は、VPSサービスによって設定の有無が異なるため、契約前に必ずチェックしましょう。

「最小課金期間」は最小支払単位

「最小課金期間」は、時間課金や日次課金に対応しているVPSサービスが採用しているもので、簡単に言えば最小支払単位です。

時間単位課金に対応するVPSであれば1時間、日次課金に対応しているVPSであれば1日が最小課金期間になります。

最小単位がこのタームになるため、例えば1時間10円のVPSサーバーを20分しか使わなかった場合でも、1時間分の料金が請求されます。同様に、最小課金期間が1日の場合は、1分使っても、24時間使っても、24時間分の料金が課金されます。

「最低利用料」は請求時の最低金額

「最低利用料」は、サービス側が利用料を請求する際の最低金額です。ごく一部のVPSサービスで設定されています。

「最低利用料」は別の言い方をすれば最低請求額で、例えば、そのVPSサービスの「最低利用料が50円」であれば、使った金額が1円でも50円の請求がかかる、というものです。ただし、利用料金が0円であれば、「請求するものがない」ということで0円になるのが通常です。

普通に使っていれば気にすることはない制度ですが、低価格プランを短期間だけ使う場合に注意した方でしょう。

「最低利用期間」「最小課金期間」「最低利用料」を気にしないで使えるVPS

ConoHa VPS

  1. 最低利用期間

    なし

  2. 最小課金期間

    1時間

  3. 最低利用料

    なし

長期利用で格安でVPSをレンタルできることで人気のConoHa VPSは、価格が安いだけでなく、契約の縛りがとにかく緩い点でも優秀なVPSサービスです。

最低利用期間と最低利用料がないため、VPSインスタンスを立ててなければ料金は0円。仮にVPSインスタンスを作成したとしても、最小課金期間は1時間なので、最も低コストなケースでは数円でVPSサーバーを使うことも可能です。

逆に長期利用する場合もしっかり考えられていて、長期利用契約をすると、キャンペーン時であれば割引率は最大で80%近くなることもあり、「長く使っても短く使っても安い」という、料金面では最強VPSと言えます。

ConoHa VPS

「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。

KAGOYAクラウド VPS

  1. 最低利用期間

    なし

  2. 最小課金期間

    1日

  3. 最低利用料

    なし

KAGOYAクラウド VPSも「最低利用期間なし」「最低利用料なし」のVPSサービス。最小課金期間が1日となっているため、時間単位で使いたい場合でなければ安心して使うことが出来ます。

クラウドに近い機能で単月契約も競合VPSと比較して安めの設定になっているため、長期利用をするのも○。長期利用を前提とせず、好きな時に気軽にプランをアップグレードしたり、ダウングレードしたいユーザーに最適なVPSです。

KAGOYAクラウド VPS

国内大手サーバーベンダーのカゴヤが手がけるVPSサーバー「KAGOYAクラウド VPS」。月額550円のハイコスパプランから12コアvCPUのハイスペックプランまであり、拡張性も高いことからライトユースから本格利用まで幅広く対応できます。

WebARENA IndigoPro

  1. 最低利用期間

    なし

  2. 最小課金期間

    1時間

  3. 最低利用料

    なし

業務用途で使いたいという方に最適なのが、国内最速クラスの「最大10Gbps回線」を提供するWebARENA IndigoPro。

課金体系はConoHa VPSと同じ「最低利用期間なし」「最低利用料なし」で、最小課金期間は1時間。違いとしては、ConoHa VPSにはない「最大10Gbps回線」「請求書払い対応」「128GBメモリのハイメモリプラン」は、業務用途で魅力的なサービスと言えます。

WebARENA IndigoPro

格安VPSサービスWebARENA Indigoの上位VPSサーバーサービスが「IndigoPro」。10Gbpsの国内最高速回線を採用するなど、ハイスペックなVPSになっています。

このガイドで紹介したVPS

  • ConoHa VPSのイメージ

    ConoHa VPS

    「時間料金」「豊富なテンプレート簡単立ち上げ」など、他社サービスに先行してVPSをより使いやすくしたVPSサービス「Conoha VPS」。登録アカウント数が55万人を突破し、名実共に国内VPSベンダーの中でも人気上位VPSとなっています。

    もっと詳しく公式サイト

  • クラウドVPS by GMOのイメージ

    クラウドVPS by GMO

    サーバー管理ツール「Plesk」を搭載しサーバー管理がしやすいVPSサービス「クラウドVPS by GMO」。初期費用無料で、15日無料お試しが出来るなど、初めての方でも手軽にスタートできるVPSです。

    もっと詳しく公式サイト

  • WebARENA IndigoProのイメージ

    WebARENA IndigoPro

    格安VPSサービスWebARENA Indigoの上位VPSサーバーサービスが「IndigoPro」。10Gbpsの国内最高速回線を採用するなど、ハイスペックなVPSになっています。

    もっと詳しく公式サイト