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VULTRの2.5ドルプランでdocker pullができなかった

公開日: 2018.8.24

VULTRの2.5ドルプランで何かできないかな?と思って色々試していたところ、いきなりdocker pullができなくて使用を断念したお話です。

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VULTRの2.5ドルプランでは、IPv6しか付与されない

これが痛手です。というか、だから安いのかも。

docker pullするとdocker レジストリがないと怒られる

Docker Registry with IPv6 | Debug-All

The second blog post was focused on Docker Hub, which has zero IPv6 support. This is due to it being hosted on AWS and no IPv6-enabled front-end is deployed.

要約すると、「Docker HubはAWSで運用されていて、IPv6でアクセスができない。」とのこと。

IPv6環境下でdocker pullするには、IPv6に対応したオレオレレジストリが必要

調べた限りでは、IPv6環境下でdocker pullするには、IPv6に対応したオレオレレジストリを使う必要あるようです。

つまり、

  • 一回ローカルなどIPv4&IPv6環境でコンテナイメージをビルドして
  • IPv6回線を通じてVULTRの2.5ドルVPSサーバーのレジストリにプッシュ
  • 登録されたコンテナイメージを元にVPSでコンテナを作成

という流れでしょうか。もしくは、Dockerfileで一から自分でコンテナを作成する感じですかね。

Gitlabのようなコンテナレジストリサービスもあるので、IPv6環境のサーバーにGitlabを立ててそこからpullしても良さそうです。そこまで苦労してVULTRの2.5ドルVPSを使うメリットってない気もしますが。

ただ、Vultrは初めてのユーザーに100ドル分のクレジットチャージをしてくれるので、とりあえず使ってみるというのは全然アリです。

下記のリンクからでも、新規ユーザーの方は100ドル分のクレジットがもらえます。

Vultr VPS

VPSやクラウドGPU、ベアメタルサーバーなどを手がけるVultrのVPSサービス。月額2.5ドルという破格な料金プランも人気です。

常時使う激安VPSならWebARENAの388円VPSのが全然いい

NTT WebARENAのIndigo VPSは、1コア・1GBメモリ・20GB SSDプランで449円(2023年に7月に349円から値上げ)と激安で使えるVPSです。IPv4にも対応してメモリも1GBと、Dockerをすぐに使うことができる環境があるので、無理してVULTRの最安値プランでDockerを使うくらいならこっちの方が全然良いでしょう。

WebARENA Indigo

国内の大手サーバーベンダーであるNTTPCコミュニケーションズが手がけるVPSサービス。VPSサーバーとして必要な機能に絞り込むことで、国内最安値クラスの料金を実現しつつ、安定して使いやすいVPSサーバーになっています。

VULTRの2.5ドルプランが安いって行っても、今のレートだと2.5ドル=300円弱くらいなので、50円くらいしか変わりません。

この記事で紹介したサーバーサービス

  • Vultr VPSのイメージ

    Vultr VPS

    VPSやクラウドGPU、ベアメタルサーバーなどを手がけるVultrのVPSサービス。月額2.5ドルという破格な料金プランも人気です。

    もっと詳しく公式サイト

  • WebARENA Indigoのイメージ

    WebARENA Indigo

    国内の大手サーバーベンダーであるNTTPCコミュニケーションズが手がけるVPSサービス。VPSサーバーとして必要な機能に絞り込むことで、国内最安値クラスの料金を実現しつつ、安定して使いやすいVPSサーバーになっています。

    もっと詳しく公式サイト


価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。

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