超スペックアップされたコアサーバーの「V2プラン」を徹底解説
公開日: 2021.6.23
コアサーバーのV2プランを徹底解説!従来のV1プラントの違いや、V1プランから乗り換えるべきかなどをまとめました。
コアサーバーのV2プランの詳細
まずは、コアサーバーのV2プランについて詳しく見てみましょう。
項目 | CORE-X | CORE-Y | CORE-Z |
---|---|---|---|
月額 | 380円/月~ | 680円/月~ | 1,880円/月~ |
ディスク容量 | 300GB | 500GB | 800GB |
CPU割当 | 300% | 600% | 1200% |
メモリ割当 | 6GB | 9GB | 12GB |
転送量目安/月 | 10TB | 20TB | 30TB |
月額料金は、36ヶ月契約でCORE-Xの380円が最安値、ディスク容量は300GBから800GBまでと大容量で、転送料も10TBから30TBと十分な量になっています。
驚くべきは、レンタルサーバーなのに、CPUとメモリの割り当てがあること。他のレンタルサーバーではCPUとメモリは共有ですが、コアサーバーのV2プランでは「割り当て」とあるので、割り当てられたリソース分は使えるものと思われます。
ただ、レンタルサーバーなので、そもそもメモリやCPUの最適化ができるわけでもないので、あくまで「リソースが確保されている分安定する」というイメージでしょう。
コアサーバーの従来のプランとの違い
コアサーバーの従来プラン(V1)との違いは主に5つです。
項目 | V2 | v1 |
---|---|---|
転送量 | 10~30TB | 無制限 |
ストレージ | NVMe SSD | SSD |
マルチリージョンバックアップ | 後日提供 | ○ |
リソース割り当て | ○ | x |
長期割 | 12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月 | 3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月 |
まず、V2の方が月額料金は高くなっています。
全体的にV2の方がハイスペックになっていますが、転送料だけはV1が無制限なので上です。
また、V1は3ヶ月契約から長期割が効いて12ヶ月で最大割引になりますが、V2は長期割が12ヶ月契約からで最大割引は36ヶ月とかなり長い期間になっています。3年というとその間にサイトの状況も変わるので、この辺りは少しリスキーです。
複数のリージョンでバックアップする機能がV2ではまだ提供されていませんが、これは後日提供開始とのことです。
コアサーバーの従来のプランからV2プランに乗り換えるべきか?
コアサーバーV2はスペックアップした上位グレードのプランなので、現在コアサーバーV1プランで問題ない方は、特別乗り換える必要はないでしょう。月額料金が上がって、長期割も12ヶ月以上になる以上、乗り換えのメリットは余りません。
もし、現在のV1プランでスペック不足、スピード不足を感じているのであれば、V1プランの上位プランにアップグレードするくらいなら、V2プランの「CORE-X」プランに乗り換えてみて、徐々にプランアップグレードするのもありです。
コアサーバーV2プランでWordPressサイトは高速化できるか?
WordPressサイトを運用している場合は、WordPressはかなりメモリを使うフレームワークなので、メモリ割り当てが増えることで高速化は見込めます。
ただし、WordPressサイトの場合は、データベースサーバーの速度も重要になるので、Webサーバー側のリソース割り当てがされても、データベースが巨大になっているWordPressサイトの場合は、高速化できるかは不透明です。
コアサーバーのV2プランについて見てきました。
全体的にかなりアップグレードされたプランで、サイトの高速化などが期待できる一方で、これまでのコアーサーバーのプランと比較すると料金が高くなっているため、利用する際は慎重に決めるようにしましょう。
この記事で紹介したサーバーサービス
価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。
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