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Netlifyサブドメインサイトを他のホスティングに引っ越しする方法

公開日: 2021.7.12

Netlifyサブドメインでサイトを運用している場合、他のホスティングに引っ越しする際に移転設定が必要になります。今回はその方法をまとめました。

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Netlifyドメインでサイトを公開するケース

Netlifyでサイトを公開すると、「xxxx.netlify.app」というサブドメインが自動で付与されます。

独自ドメインで運用している場合は、アプリとドメインを連携させて使うのでこのドメインを意識することはないですが、独自ドメインを持っていない場合は、この付与されたサブドメインでサイトを運用するケースもあるでしょう。

Netlifyのサブドメインでサイトを公開をしていると、別のホスティングサービスに移る際にNetlifyのサブドメインが使えなくなるため、サイトの移転設定が必要になります。

Netlifyサブドメインサイトの引っ越し方法

新サービスでサイトを公開する

まずは、新サービスでサイトを公開します。新サービスでも独自ドメインを使わない場合は、サブドメインを提供してくれるホスティングサービスを選びましょう。

サブドメインを提供してくれるホスティングサービスは、下記のようなサービスがあります。

  1. Github Pages
  2. Gitlab Pages
  3. Cloudflare Pages

公開する際に、サイト内の内部リンクがフルパスで書かれている場合は、ドメインが変わるので書き換えておきます。

Netlifyでリダイレクト設定をする

続いて、Netlifyでリダイレクト設定をします。

  1. すべてのアクセスを新ドメインに転送
  2. パスが変わる場合は、パス変更の処理も入れる

と言う形です。

今回は、1ファイルで完結するnetlify.tomlで設定を書きます。

// すべてのアクセスを新ドメインに転送
[[redirects]]
  from = "/*"
  to = "https://xxxx.pages.dev/:splat"
  status = 301
  force = true

// blog以下のアクセスを新ドメインの「posts」以下に転送
[[redirects]]
  from = "/blog/*"
  to = "https://xxx.pages.dev/posts/:splat"
  status = 301
  force = true

netlify.tomlを書き換えたらレポジトリにアップロードすれば自動でサイトに反映されます。これだけで引っ越し完了です。301なので基本的にSEO評価も引き継がれます。

Netlifyでの転送設定についての詳細は下記のページをどうぞ。

自動ビルドを切る

新しいホスティングサービスでも同じレポジトリで運用する場合、Netlifyの自動ビルド設定を切っておかないと、無駄にビルド時間を消費してしまうため、「Deploy Settings」ページの「Build settings」から「Stop Builds」で自動ビルドをオフにしておきましょう。

今後の運用で混乱しないようにするなら、移転の際にレポジトリを新設しておくと安心です。

リダイレクトができているかをチェック

設定ができたら、いくつかのページでしっかりとリダイレクトができているかをチェックしましょう。

オススメの方法は、検索エンジンで「site:ドメイン名」で検索して、検索エンジンにインデックスされているページを順番にチェックしていく方法です。この方法だとSEOの評価移行漏れも防げます。


価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。

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