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ConoHa VPSの「まとめトク」と「VPS割引きっぷ」の違い

ConoHa VPSの現行の長期利用割引制度である「まとめトク」と旧制度である「VPS割引きっぷ」の違いを解説。新規契約・更新時の注意点も。

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まとめトクとVPS割引きっぷの違い

まず大枠の違いを比較してみましょう。

項目VPS割引きっぷ (旧)まとめトク (現行)
サービス内容長期利用分の料金を前払いする「きっぷ」を購入するVPSインスタンスの長期利用分の料金を前払い
キャンペーン割引
割引適用インスタンスの変更X
契約更新時にキャンペーン適用
新規受付終了受付中

基本的にはどちらも「長期利用割引サービス」ですが、使い方やキャンペーン価格などに若干の違いがあります。

まとめトク (現行サービス)

「VPS割引きっぷ」の後継となるサービスで、長期契約をすることで実質的な月額料金が割引されます。契約期間に応じて割引率が変動し、契約期間が長いほど実質月額料金が下がります。この点は、一般的な長期利用割引サービスと同じで「まとめトク」はVPSインスタンス自体に割引が紐づきます。

「まとめトク」が一般的なVPSの長期利用割引と違う点は、あとから「まとめトク」で契約をすることも可能という点。Conoha VPSは時間課金が基本ですが、VPSインスタンスを時間課金で作成した後に、「まとめトク」契約をすることで、割引価格で作成済みインスタンスを利用できます。

ConoHa VPSは常時開催のキャンペーンが魅力の一つですが、「まとめトク」の割引率をさらにアップさせる形式で提供されることがほとんどです。

VPS割引きっぷ

現行のまとめトクに移行する前の長期利用割引サービスが「VPS割引きっぷ」。

長期利用割引制度ですが、まとめトクや一般的なVPSの長期利用割引と違って「インスタンスを利用する権利」を買う「きっぷ」という制度で、割引を適用するインスタンスを自分で後から適用できるという特徴がありました。

この「付け替えができる」というのが「VPS割引きっぷ」の最大の特徴でしたが、きっぷは利用していない間は消費されるため、実質的には普通の長期利用割引と同様の使い方をすることがほとんどだったと思われますが、「VPS割引きっぷを追加で購入する」ことで、VPS更新もキャンペーン価格で購入できるというメリットもありました。

まとめトクでコスパは下がった?

新規契約時のコスパは同じ

新規契約するVPSインスタンスについては、VPS割引きっぷでもまとめトクでも同じです。ただ、最近のキャンペーン傾向では「キャンペーン価格は新規のみ」という条件が追加されることが多くなっているため、新規契約時になるべく長期で契約するのがコスパを最大化する方法です。

契約更新時のコスパは下がった

まとめトクで大きく変わったのが契約更新時のコスパです。

VPS割引きっぷではキャンペーン価格はVPS割引きっぷ自体の価格変更だったため、キャンペーン価格で契約更新が可能でしたが、まとめトクにアップデート後のキャンペーンでは「新規契約のみ」という条件が追加されるケースが増えてきています。

そのため、更新時はキャンペーン価格ではなく、通常のまとめトク価格になるため、競合VPSと比較してキャンペーン価格が圧倒的に安いConoHa VPSの魅力は半減してしまいます。


価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。

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