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レンタルサーバーもウイルス感染する?対策は?

公開日: 2022.5.17

PCやスマホではウイルス感染することが知られていますが、レンタルサーバーもウイルス感染するのでしょうか?何か対策する方法はあるのでしょうか。

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レンタルサーバーでは「ウイルス感染」ではなく「コード書き換え」

PCやスマホでは、OS上で潜んで悪意のあるコードを実行するのがコンピュータ・ウイルス。同じようにサーバーというコンピュータで動作するサーバーもコンピュータウイルスに感染する可能性がはありますが、レンタルサーバーの場合は、アプリケーションをインストールする実行権限がないことが多く、システム的にウイルスに感染することはほぼありません。

むしろレンタルサーバーに多いのが「コード書き換え」です。

プログラムやフレームワーク、ライブラリ等にある脆弱性をついて開発者が書いたコード自体を書き換える手法で、Webサイトのリンクが乗っ取られたり、Webサイトにアクセスした際に不正なリンクを仕込んだりと、攻撃主にメリットのあるサイトに書き換えられてしまいます。

実はウイルス感染よりも怖い「コード書き換え」

一般的にコンピュータ・ウイルスはユーザーに起因する攻撃です。ユーザーがアプリをインストールしたり、悪意のあるウェブサイトにアクセスしたり、スパムメールをメールを開くで感染します。逆に言えば、そうした行動を取らなければ、ウイルスに感染することはほぼありません。

一方で、コード書き換えはユーザーが何もしなくても攻撃者が勝手にサイトにアクセスしてきて、悪意のあるコードに書き換えを行います。「ただ、Webサイトを公開していただけなのに、攻撃されて知らない間に書き換えられる」という事態が起こりうるのです。

いつ、どうやって書き換えが起こるかがわからないという怖さがあります。

レンタルサーバーへの攻撃からサイトを守るために

残念ながらWebサイトへの攻撃を0にすることは不可能なので、こちらで防衛手段を持つしか対策はありません。

レンタルサーバー側には基本的な防衛手段を持っていることほとんどですが、

  1. Web改ざん通知
  2. WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)
  3. 海外アクセス拒否

この3つがあるレンタルサーバーを選ぶのがベストです。


価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。

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