Cloudfalre Pagesでリダイレクトを使う方法
Cloudfalre Pagesでページ内や外部サイトへなど、様々なリダイレクトを使う方法をまとめました。
Cloudfalre PagesのリダイレクトはNetlify方式
Cloudfalre Pagesのリダイレクト機能は、同じく静的サイトホスティングサービスのNetlifyと同じ方式の「_redirects」ファイルに記述する方式を取っています。ファイル名が「_redirects」で拡張子はなしです。
Netlifyでは、_redirectsファイルかnetlify.tomlファイルのどちらかで設定が出来ますが、Cloudfalre Pagesは_redirectsファイルのみに対応しています。
_redirectsファイルの記述フォーマットは下記の通りです。
# アクセス元 リダイレクト先 ステータスコード
/hoge /fuga 301
/blog/* https://new.domain/:splat
/products/:code/:name /products?code=:code&name=:name
スタータスコードはデフォルトで302に設定されていて、記述しなければ全て302になります。
後方一致は「アクセス元 = *」「リダイレクト先 =
Netlifyではステータスコード200番でのリライト(ルートの上書き)やプロキシ、クエリ・ストリングにも対応していますが、現状ではCloudfalre Pagesでは使うことが出来ません。将来的にはサポート予定ということになっています。
ファイルを用意できたら、レポジトリのルートではなく「出力先のルートディレクトリ」に配置するようにします。ここは間違えやすいポイントなので注意しましょう。
Cloudfalre Pagesのリダイレクトの制限事項
Cloudfalre Pagesのリダイレクトでは、下記の制限があります。
- プロジェクトあたり2,000件の静的リダイレクト
- プロジェクトあたり100件の動的リダイレクト(変数付きリダイレクト)
- 設定は1,000文字まで
制限と言っても、一般的な用途としては問題ないレベルですので、多くの場合問題はないでしょう。
また、Cloudflareのルール機能でリダイレクトを使っている場合も、ケースによってはCloudfalre Pagesのリダイレクト設定で解決できることもあるので、ルールの消費を減らすことも出来ます。
Cloudfalre Pagesでリダイレクトする方法を見てきました。
シンプルでわかりやすいですが、リダイレクト機能としてはNetlifyの方が優れているので、より細かなリダイレクト設定をしたいなら、Netlifyを使った方が良いでしょう。
価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。
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