【2024年版】「128GBメモリ」のVPSサービスを徹底比較!ベストはこれだ!
VPSとしては最上位クラスになる「128GBメモリ」のVPSサービスを、2024年版の最新情報をもとに、コスト、性能、拡張性など、複数側面から評価し、ベストなサービス・プランを紹介します。
公開日: 2024.1.26
目次
「128GBメモリ」のVPS プラン一覧
本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
- バックエンド回線が共有10Gbpsで国内最速
- コア数は少ないがメモリ重視の使い方に最適
初期費用: ¥0
「128GBメモリ」ってどんなスペック?
VPSで128GBメモリのプランというと最上位グレードのプラン。多くのVPSサービスは最上位プランを64GBメモリのプランに設定しているため、128GBメモリのプランを採用するサービスは多くありません。
この規模のサーバーが必要になる場合は、32GBメモリプランを4台や64GBメモリのプランを2台など複数台構成にするケースが多いことも影響しているでしょう。
ただ、とにかくメモリが必要な用途で一台で運用したい場合は、唯一の選択肢となります。
「128GBメモリ」のVPSの比較ポイント
- 単月契約の料金
需要に合わせてカスタマイズすることが多いため、料金はまず単月で考えるのがベスト
- 拡張性
単体VPSだけでなく、ロードバランサーや複数台構成に対応しているかも重要です
- 回線速度
大規模アクセスに耐え得る回線速度があるか
「128GBメモリ」のVPSは、単体で大規模サイトを高速表示出来る性能を持ったVPSです。その分、月額料金が高額になりますし、本当に単体で128GBメモリが必要なのか、64GBメモリを2台でも運用できないのかなど、調整をしつつ運用することになるため、まずは単月契約で運用をしてサーバー構成の見直しをしつつ調整するのが一般的です。
予算的には物理専用サーバーを借りることができる規模になりますが、VPSの場合は初期費用がかからないことが多く、クラウドと比較しても料金が安いため実はコスパは悪くありません。
ただし、VPSで最上位プランとなるため、将来的なプランアップグレードができない点を考慮すると、複数台構成ができるかなど拡張性も非常に重要になります。
また、いくらメモリが多く、レスポンスを高速化しても、回線速度がボトムネックになっては意味がありません。その意味では、回線速度も重要になります。
ベスト「128GBメモリ」VPSサービス
国内VPSで唯一の128GBプラン
国内VPSで唯一の128GBプランWebARENA IndigoPro 128GBプラン
なぜこのプランがベスト?
国内のVPSサービスで、唯一128GBメモリプランを用意しているのが、WebARENA IndigoPro。
ハイメモリ 128GBプランはコア数は16コアと少ないですが、国内最速となる共用10Gbpsを用意しているため、「処理は軽いけど、とにかく大量のアクセスを捌く必要がある」という用途に最適です。
ローカルネットワーク構成にも対応しているため、128GBプランをロードバランサーやWebサーバーにして、CPU負荷が高いDBサーバーを別プランで連携させるといった使い方も可能。
基本の価格が高く長期利用割引もないため、安く運用することはできませんが、単体サーバーでとにかくメモリが欲しいケースに最適です。
メリット・デメリット
- メリット
- 回線速度が国内最速レベルの共用10Gbps
- デメリット
- コア数が16コアと少ない
- 長期利用割引がない
このガイドで紹介したVPS
格安VPSサービスWebARENA Indigoの上位VPSサーバーサービスが「IndigoPro」。10Gbpsの国内最高速回線を採用するなど、ハイスペックなVPSになっています。
メモリ容量から選ぶ
VPSのメモリ容量は、使い方によってはvCPUコア数よりも重要なスペックです。用途によって必要なメモリ容量が異なり、メモリ容量が大きいほどVPSサーバーが高速動作させることも可能になります。
- 1GBVPSスペックの最低条件が1GBメモリ。OSで半分くらいの容量を使ってしまうためギリギリですが、工夫次第でWebサーバーの運用も可能なスペックです。
- 2GBVPSのエントリープランのボリュームゾーンが2GBメモリ。これにvCPUコア数をどうするかで、価格や性能が変わってきます。
- 4GBVPSのエントリープランよりもやや多めのメモリが4GB。このクラスになると大抵のWebサイトは安定して高速表示が可能になります。
- 8GB大規模な処理でなければ大抵のことがストレスなく出来るのが8GBメモリのVPS。コストもそこまで高くなく、高い処理能力なのに比較的手軽にレンタル出来るのが特徴。
- 16GB構成によっては大規模なサイトの収容も可能な16GBメモリのVPS。月額1万円未満で運用することも可能で、クラウドと比較して圧倒的なコスパを誇ります。
- 32GB大規模サイトのホスティングも可能ながら、一般利用でも手が届く料金が魅力的な32GBメモリのVPS。各社のプランに特色があるため、使い方次第で最適なプランが変わってきます。
- 64GB業務用の大規模サービス用途にも使える64GBメモリのVPS。同じメモリ容量でもコア数や料金プランに各社の特色があるため、最適なプラン選びが重要です。
- 128GB単体VPSとしては最高スペックとなる128GBメモリのVPS。価格が高い最上プランとなるため、慎重にサービスやプランを選ぶ必要があります。
vCPUコア数から選ぶ
VPSの性能指標の一つであるvCPUコア数は、サーバーにどれくらいの処理能力があるかを決めり、コア数ごとに使用用途も変わるため、最適なコア数を選ぶのが重要です。
- 1コア初めてのVPSに最適なVPSスペックが「1コア」。実際にVPSでwebサーバーなどを運用するというよりかは、とにかく安いので試しに使ってみるのに最適。
- 2コア中小規模のWebサイトなら安定運用が可能な、エントリークラスの実用的なスペックが2コア。価格も手頃でVPS初心者にも扱いやすいスペックです。
- 3コアVPSサービスの主戦場でもある人気のプランが3コア。単体で、複数台でと、いろんな使い方で高速サーバー運用が可能なスペックです。
- 4コア中規模以上のサイトを高速表示が可能な4コアのVPS。単体でも使いやすく、下位プラント組み合わせて複数台での運用も実用的です。
- 5コアVPSサービスでは採用されることが希少な5コア。ちょっと性能が欲しい時に最適ですが、コスパがあまり良くないというデメリットも。
- 6コア中規模以上のサイトでも安定して高速表示できる実用的なスペックが6コアのVPS。バッチサーバーや自社クラウドストレージなど用途も広がってきます。
- 8コア構成によっては大規模サイトの収容も視野に入るのが8コアのVPS。選び方、契約の仕方次第で月額1万円未満で利用できるのが魅力です。
- 10コア大規模サイトの運用も可能ながら、安いプランなら1万円台から利用可能な10コアのVPS。選択肢は少ないですが、規模の割にコスパが高めなスペックです。