【2024年版】間を取ったスペック!「vCPU・5コア」のVPSサービスを徹底比較!どれがベスト?
4コアプランと6コアプランの中間に当たる5コアプラン。「4コアプランからちょっとだけアップグレードしたい」というユーザーのために、2024年版の最新情報をもとに、コスト、性能、機能など、複数側面から評価し、ベストなサービス・プランを紹介します。
更新日: 2024.1.25公開日: 2023.9.25
「vCPU・5コア」のVPS プラン一覧
本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
「vCPU・5コア」ってどんなスペック?
VPSにおいては、下位プランではコア数は1つずつ増えていくのが通常ですが、4コアプランから2個ずつコア数が増え、それに伴い料金も倍になることが通常。
vCPU・5コアのプランは、4コアプランと6コアプランの中間スペックで、「一気にアップグレードしたくない」というユーザーのためのプランと言えます。
処理性能的には4コアプランから、コア数を1つ増やして、メモリを少し増やした程度のプランです。
「vCPU・5コア」のVPSの比較ポイント
- 長期利用も含めた料金
長く使うことも多いため、長期利用割引も含めた最安値で探すとコスパが高くなります
- ローカルネットワークが可能か
ローカルネットワーク接続で複数台構成ができるとコストを最低限にできます
今回、当サイト独自データベースに収録しているVPSで比較した時点では、5コアのVPSプランはGMOクラウドVPSのみ。つまり、同等スペックでの比較ができないため、6コアプランとも比較をしました。
6コアプランよりスペックが劣る5コアプランで料金のコスパが悪くないか、「4コアプラン + 1コアプラン」のように、ローカル接続で複数台構成にすることで、仮想的に5コアにできるかで比較しています。
ベスト「vCPU・5コア」VPSサービス
価格・バランスでベストなVPS
価格・バランスがベストConoHa VPS 8GBプラン
なぜこのプランがベスト?
コスパ的にベストなのは、圧倒的な長期割引が人気のConoHa VPSの8GBプラン。5コアプランよりもコア数もメモリも多い、6コア・8GBメモリで、月額料金は長期契約時に2,000円未満。5コアプランの最安値の半額以下という状況で、ちょっと勝負にならない形になっています。
機能的にも、プランアップグレード、ローカルネットワークにも対応しているため、6コアプランではなく、「4コアプラン + 1コアプラン」という使い方もでき、自由度が高いのもメリットです。
メリット・デメリット
- メリット
- 長期利用割引で競合を圧倒する低価格
- 6コア・8GBプランで、競合の5コアプランより安い
- プランアップグレード、ローカルネットワーク両方に対応
- デメリット
- 単月契約はやや高め
このガイドで紹介したVPS
サーバー管理ツール「Plesk」を搭載しサーバー管理がしやすいVPSサービス「クラウドVPS by GMO」。初期費用無料で、15日無料お試しが出来るなど、初めての方でも手軽にスタートできるVPSです。
vCPUコア数から選ぶ
VPSの性能指標の一つであるvCPUコア数は、サーバーにどれくらいの処理能力があるかを決めり、コア数ごとに使用用途も変わるため、最適なコア数を選ぶのが重要です。
- 1コア初めてのVPSに最適なVPSスペックが「1コア」。実際にVPSでwebサーバーなどを運用するというよりかは、とにかく安いので試しに使ってみるのに最適。
- 2コア中小規模のWebサイトなら安定運用が可能な、エントリークラスの実用的なスペックが2コア。価格も手頃でVPS初心者にも扱いやすいスペックです。
- 3コアVPSサービスの主戦場でもある人気のプランが3コア。単体で、複数台でと、いろんな使い方で高速サーバー運用が可能なスペックです。
- 4コア中規模以上のサイトを高速表示が可能な4コアのVPS。単体でも使いやすく、下位プラント組み合わせて複数台での運用も実用的です。
- 5コアVPSサービスでは採用されることが希少な5コア。ちょっと性能が欲しい時に最適ですが、コスパがあまり良くないというデメリットも。
- 6コア中規模以上のサイトでも安定して高速表示できる実用的なスペックが6コアのVPS。バッチサーバーや自社クラウドストレージなど用途も広がってきます。
- 8コア構成によっては大規模サイトの収容も視野に入るのが8コアのVPS。選び方、契約の仕方次第で月額1万円未満で利用できるのが魅力です。
- 10コア大規模サイトの運用も可能ながら、安いプランなら1万円台から利用可能な10コアのVPS。選択肢は少ないですが、規模の割にコスパが高めなスペックです。
メモリ容量から選ぶ
VPSのメモリ容量は、使い方によってはvCPUコア数よりも重要なスペックです。用途によって必要なメモリ容量が異なり、メモリ容量が大きいほどVPSサーバーが高速動作させることも可能になります。
- 1GBVPSスペックの最低条件が1GBメモリ。OSで半分くらいの容量を使ってしまうためギリギリですが、工夫次第でWebサーバーの運用も可能なスペックです。
- 2GBVPSのエントリープランのボリュームゾーンが2GBメモリ。これにvCPUコア数をどうするかで、価格や性能が変わってきます。
- 4GBVPSのエントリープランよりもやや多めのメモリが4GB。このクラスになると大抵のWebサイトは安定して高速表示が可能になります。
- 8GB大規模な処理でなければ大抵のことがストレスなく出来るのが8GBメモリのVPS。コストもそこまで高くなく、高い処理能力なのに比較的手軽にレンタル出来るのが特徴。
- 16GB構成によっては大規模なサイトの収容も可能な16GBメモリのVPS。月額1万円未満で運用することも可能で、クラウドと比較して圧倒的なコスパを誇ります。
- 32GB大規模サイトのホスティングも可能ながら、一般利用でも手が届く料金が魅力的な32GBメモリのVPS。各社のプランに特色があるため、使い方次第で最適なプランが変わってきます。
- 64GB業務用の大規模サービス用途にも使える64GBメモリのVPS。同じメモリ容量でもコア数や料金プランに各社の特色があるため、最適なプラン選びが重要です。
- 128GB単体VPSとしては最高スペックとなる128GBメモリのVPS。価格が高い最上プランとなるため、慎重にサービスやプランを選ぶ必要があります。