WebARENA Indigoの料金プランの違いを比較!最適なプランの探し方、同等スペックの競合との比較
WebARENA Indigoの料金プランの違いを比較!料金プランの特徴や割引の適用方法、キャンペーンなどを解説。同等スペックの競合との比較も行い、自分に合った最適なプランの探すガイドをします。
公開日: 2023.11.2
WebARENA Indigo料金プラン一覧
本ガイドは、以下のWebARENA Indigoの料金プランを比較・検証し作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
ここポイント!WebARENA Indigoの料金プランの決め方と流れ
WebARENA Indigoは、シンプルな料金プランで割引制度もないため、プラン選択はそこまで難しくありません。
ただ、WebARENA Indigoはプラン・スペック構成が他社VPSと少し違う部分があるため、その点を考慮した上で、
- 適切なプランを決める
- 競合プランとのスペック差がないかを確認する
という順番でプランを決めていきましょう。
WebARENA Indigoの料金プランを解説
vCPUとメモリの組み合わせがやや特殊
WebARENA Indigoの料金プランで注意したいのがサーバースペック。
VPSでは、メモリ容量がプラン名になっていることがほとんどですが、WebARENA IndigoではvCPUとメモリの組み合わせが他社の一般的なVPSと若干異なるプランがあります。
具体的にどこが違うのか、WebARENA Indigoと一般的なVPSサービスで、vCPU・メモリの組み合わせと比較してみましょう。
プラン | WebARENA Indigo | 一般的なVPS | コア数差 |
---|---|---|---|
512MBプラン | - | 1コア | - |
768MBプラン | 1コア | 1コア | 0 |
1GBプラン | 1コア | 2コア | -1 |
2GBプラン | 2コア | 3コア | -1 |
4GBプラン | 4コア | 4コア | 0 |
8GBプラン | 6コア | 6コア | 0 |
16GBプラン | 6コア | 8コア | -2 |
32GBプラン | 8コア | 10/12コア | -2, -4 |
違いがあるのは、
- 1GBプラン
- 2GBプラン
- 16GBプラン
- 32GBプラン
の4つのプランで、他社VPSよりもコア数が少なく設定されています。
その分価格は安くなっているのですが、「同じスペックなのに安い!」と勘違いして契約しないようにしましょう。
「時間課金から月額最大課金」になるシンプルな課金体系
WebARENA Indigoの課金体系は、二つあります。
- 時間課金
1時間あたりの単価で使った時間だけ課金される。1時間未満は1時間として計算
- 月額最大料金
時間課金で使い続けて一定金額までいったらそれ以上は課金されないという仕組み
WebARENA Indigoでは「時間課金」か「月額課金」かをユーザーが選ぶのではなく、インスタンスを起動した瞬間からまず「時間課金」がスタートします。
その後、インスタンスを起動し続けると時間課金が積み上がっていくわけですが、これにはプランごとに「月額最大料金」という上限値が設定されており、これが実質的に「月額料金」となるわけです。
プラン変更はできないが、スナップショットから新規インスタンスを作成可能
WebARENA Indigoでは、インスタンスとプランが一対になっているため、インスタンス作成後のプラン変更はできません。プランを選ぶことができるのはインスタンスを作成する時だけです。
その代わり、WebARENA Indigoにはスナップショット(サーバー・イメージ)保存機能があり、保存したインスタンスのスナップショットから新規のインスタンスを作成することができます。これは実質的にインスタンスの複製と同じ機能なので、この機能を使うことでプランを変更してインスタンスを立ち上げることができます。
スナップショットから新規インスタンスを作成する場合、「スナップショットのインスタンス以上のスペックのプランしか選ぶことができない」ため、実質的に「アップグレードだけできる」仕組みになっています。
インスタンスサイズは、スナップショット元のインスタンスサイズと同等もしくは上位のインスタンスサイズを選択することができます。スナップショット元のインスタンスサイズより下位(小さい)のインスタンスサイズは選択できません。
WebARENA Indigoで割引やキャンペーンを使う方法
長期利用割引はない
WebARENA Indigoには長期利用割引という制度自体がないため、基本的に割引がないVPSです。
これはWebARENA Indigoが「運営コストを削減することで低価格を実現したVPS」であることに要因があるでしょう。ただ、長期利用割引を利用しないでもそもそもの料金が十分に安い設定になっています。
時々あるキャンペーンをうまく使おう
WebARENA Indigoは他社VPSと違って毎月のようにキャンペーンを実施していませんが、実は既存ユーザーでも参加できるキャンペーンを時々実施しています。
アンケートに答えることで利用料金が割引されるクーポンなど、契約を伴わない割引機会がたくさんあるため、WebARENA Indigoのメールマガジンは購読するようにしましょう。
WebARENA Indigoの最適なプランの選び方
各プランの特徴と料金体系を理解したら、プランを選びます。
一般的なVPSとスペック構成が同じプランを選ぶ場合
先ほど解説した「他社VPSよりもコア数が少ないプラン」ではない下記のプランを選ぶ場合は、料金だけ比較すればOKです。
- 768MBプラン
- 4GBプラン
- 8GBプラン
SERVERSUSでは、メモリ容量ごとのVPSの最新比較ガイドを用意しているので、そちらを参照しつつプランを選んでみてください。
独自スペック構成のプランを選ぶ場合
一般的なVPSのvCPU・メモリ構成ではない下記のプランを選ぶ場合、
- 1GBプラン
- 2GBプラン
- 16GBプラン
- 32GBプラン
以下の二つの点に留意して契約するかを判断しましょう。
- メモリ容量を重視するか
vCPUコア数よりもメモリ容量が重要な場合は、WebARENA Indigoのプランはコスパが高く、使いやすいプランです。
- コア数基準で安いか
プラン名のメモリ容量ではなく、必要なvCPUコア数でプランを選んで、予算内の料金になっているかを判断しましょう。
WebARENA Indigoの一部プランの「vCPUコア数が少ない」という構成は、逆に言えば「他社VPSの同等コア数のプランよりもメモリ容量が多い」とも言えます。Webサーバーではメモリ容量が重要なため、実はこれらのプランはメモリ容量が欲しいユーザーには嬉しいプランでもあるのです。
次に、vCPUコア数も重要な場合は、メモリ容量ではなくvCPUコア数の同じプランで比較をしましょう。
SERVERSUSでは、vCPUコア数ごとのVPSの最新比較ガイドを用意しているので、そちらを参照しつつプランを選んでみてください。
WebARENA Indigoの料金プランに関するよくある質問
IPv6のみのプランにIPv4を付与するオプションはある?
IPv6のみの768MBプランにはIPv4は付与できません。月額料金の差も100円ほどなので、一つ上の1GBプランを選びましょう。
他社よりコア数が少ないプランを選んでも大丈夫?
WebARENA Indigoで、他社VPSのプランよりもコア数が少ないプランでも、CPU処理がそこまで多くない使い方であれば問題ありません。
CPU処理が重要な使い方をする場合は、メモリ容量ではなくコア数でプランを合わせてプラン比較をするようにしましょう。
WebARENA Indigoに64GBメモリプランはありますか?
2023年10月現在、WebARENA Indigoに64GBメモリプランはありません。
WebARENA Indigoの詳しい情報はこちら
WebARENA Indigo
国内の大手サーバーベンダーであるNTTPCコミュニケーションズが手がけるVPSサービス。VPSサーバーとして必要な機能に絞り込むことで、国内最安値クラスの料金を実現しつつ、安定して使いやすいVPSサーバーになっています。
WebARENA Indigoの支払い方法
各支払い方法の請求タイミングや請求タームなどはサービスごとに異なります。契約前に、必ず公式サイトでチェックしてください。
直接払い
使った分のサーバー費用を、都度、直接支払う、ベーシックな支払い方法
- クレジットカード