XServer Businessの料金プランの違いを比較!最適なプランの探し方、同等スペックの競合との比較
国内シェアNo.1のXServer Businessのプラン選びや、長期利用割引やキャンペーンの適用などを解説。XServer Businessで自分に合った最適なプランの探すガイドをします。
公開日: 2024.10.18
XServer Business料金プラン一覧
本ガイドは、以下のXServer Businessの料金プランを比較・検証し作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。
- XServer Businessのエントリープラン
- VPSのミドルエントリープランクラスの料金
初期費用: ¥16,500
- 物理専用タイプの最上位プランのストレージ強化プラン
- ストレージが重要な場合に選ぶプラン
初期費用: ¥385,000
- 仮想タイプのエントリープラン
- 実はXServer Business全プランで一番ハイスペック
初期費用: ¥55,000
失敗しない!XServer Businessの料金プランの決め方と流れ
- サーバータイプを理解する
- 料金のルールを理解する
- キャンペーンの使い方
XServer Businessの料金プランを解説
まず最初に、XServer Businessの料金プランを理解しましょう。
サーバータイプを理解する
XServer Businessのプランは、3つのタイプのプランで構成されています。
プランタイプ | サーバーリソース | 物理サーバー | メモ |
---|---|---|---|
共有タイプ | 共有 | 共有 | サーバーリソースを他ユーザーと共有。他のユーザーの負荷に影響を受ける |
仮想タイプ | 割り当て確保 | 共有 | 物理サーバーのスペックをユーザーごとに割り当て確保。仮想的な専用サーバー。 |
物理タイプ | 専用 | 専用 | 物理サーバーをユーザーごとに割り当て。見た目は共有レンタルサーバーでも、実態は物理専用サーバー。 |
共有タイプのプランが、いわゆる共有レンタルサーバーのプラン。サーバーリソースを同居する他ユーザーと共同で使うため、他ユーザーの負荷の影響を受けます。
仮想タイプはVPSと同じ一台の物理サーバーのリソースをユーザーごとに割り当て確保して使うタイプ。割り当てられた分のリソースは使い切ることができる上に、予め確保されているため、他ユーザーの負荷に影響を受けにくくなります。
最後の物理タイプは物理的に1台のサーバーをユーザーが占有するタイプ。サーバーを一台レンタルするので、サーバーリソースを確実に100%使い切ることができます。
ドメイン数・データベース数・転送量は全て無制限
レンタルサーバーではプランごとにドメイン数、データベース数、転送量が設定されていることが多いですが、XServer Businessではそれら全てが全プランで無制限。
つまり、プランを選ぶ際のポイントは先ほど解説した「リソースをどれだけ使うことができるか?」に注目すれば良い形になっています。
料金のルールを理解する
最近のレンタルサーバーは初期費用が無料のケースが多いですが、XServer Businessは全てのプランで初期費用がかかります。また、共有タイプ、仮想タイプ、物理タイプとそれぞれ値段が異なり、物理タイプになるにつれ初期費用が高額になり、最大で40万円近くなります。
月額料金で見ると「共有スタンダードプラン」から段階的に上がっているように見えますが、料金タイプが変わるとプラン変更ができないため、都度初期費用が必要という点も注意しましょう。
プランのアップグレード・ダウングレードのルールを理解しよう
XServer Businessは、プランのアップグレードに対応しますが、一定のルールがあります。
- プランアップグレード:「同一タイプのプラン内でのみ」可能。毎月1〜20日に申請で翌月から適用
- プランダウングレード:不可
アップグレードは毎月20日までに申請を行うことだけでなく、同一タイプの料金プラン内でしかアップグレードができません。
共有タイプから仮想タイプや物理タイプにアップグレードはできないですし、仮想タイプから物理タイプへのアップグレードもできません。
それぞれ初期費用を新たに支払って、新規サーバー契約が必要です。
XServer Businessの最適なプランの選び方
ここまでXServer Businessの料金プランや契約ルールについて解説してきました。次からは、実際のプランの選び方をガイドします。
まずは共有タイプのプランを検討しよう
XServer Businessの魅力は仮想タイプや物理タイプなどのハイエンドプランがある点でもありますが、新規でサーバー契約をする場合は、まずは共有タイプのプランを検討しましょう。
というのも、仮想タイプはエントリープランでも12コア・32GBメモリとかなりハイスペックなプランになるため、料金も高額。この価格帯を選ぶならVPSも比較検討すべきゾーンなので、共有レンタルサーバーとしてXServer Businessを選ぶなら、まずは共有タイプのプランから検討しましょう。
無料お試し期間を最大限活用しよう
XServer Businessには無料お試し期間が10日間設定されています。この10日間を使って、ほぼ本番と同じ環境を構築して、どれくらい性能があるかを十分にテストしましょう。
先ほど解説した通り、プランタイプを超えてのプランアップグレードができないので、無料お試しをする場合は、契約するプランタイプのものを選びましょう。
基本的には共有タイプで問題ないですが、大規模サイトを運営する場合は仮想タイプからお試ししても良いでしょう。
プランを確定させて長期利用契約をしよう
XServer Businessはユーザーが使えるサーバーリソースが大きいため、一度契約したら長期間使うことになるのがほどんど。そのため、プランを確定させて、長期利用割引を最大にして契約するのがベストです。
また、プランアップグレードについては契約期間途中でも可能なので、まずは下位プランの最大割引である36ヶ月でスタートして、スペックが足りなくなったら上位プランにアップグレードという運用がベストです。
XServer Businessの長期利用契約のタイミングとキャンペーンの上手な使い方
キャンペーンは新規契約時のみ
XServer Businessのキャンペーンは、プラン・契約期間ごとに30〜35%程度の割引をするか、契約金のキャッシュバックをするケースがメイン。
一部サーバーサービスである「最大XX%OFF = 長期利用割引がちょっと増える」ではなく、長期利用割引価格からさらにOFFされる設定になっているのでかなりお得です。
ただし、キャンペーンが使えるのは新規契約時のみなので、無料お試しでプランを確定させて、良いキャンペーンが実施されている時に「36ヶ月契約で割引最大 + キャンペーンでさらに割引」にするのがベストです。
料金プランが高いと感じたら、姉妹サービスの「XServerレンタルサーバー」も検討しよう
XServer Businessには姉妹サービスである「XServerレンタルサーバー」があります。
「XServerビジネス」はビジネス用途に最適なセキュリティ機能と仮想専用、物理専用プランまで広いプラン展開が魅力ですが、料金はレンタルサーバーとしては高額です。
その面、XServerレンタルサーバーはXServer Businessの半額以下のプランがメインなので、サーバー費用を抑えることができます。
XServerレンタルサーバーでも法人契約は可能なので、法人用途でもXServerレンタルサーバーを選んでもOKです。
国内人気レンタルサーバー「XServer レンタルサーバー」。サーバー・リソースを保証することで非常に高速な動作を実現しつつ低価格でコスパが高いことから人気です。
XServer Businessの詳しい情報はこちら
XServer Business
国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーの法人向けレンタルサーバーが「XServer Business」。大規模なアクセスがある法人向けに、「共有型」「仮想専有型」「物理専有型」の3つのタイプを用意をした本格的なレンタルサーバーです。
XServer Businessの支払い方法
各支払い方法の請求タイミングや請求タームなどはサービスごとに異なります。契約前に、必ず公式サイトでチェックしてください。
直接払い
使った分のサーバー費用を、都度、直接支払う、ベーシックな支払い方法
- クレジットカード
- 銀行振込
- ペイジー
- コンビニ払い
- ペイディ・あと払い
プリペイド
事業者に対して利用料金に使えるクレジットを予めチャージする支払い方法
- クレジットカード
- 銀行振込
- コンビニ払い
- ペイジー
- ペイディ・あと払い